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頭痛外来について

 

これまでの人生で、頭が痛くなったことがない方は、ほとんどおられないと思います。 かき氷を食べただけでも頭痛を生じるように、頭痛とはきわめてありふれた症状であり、市販の頭痛薬で対処しておられる方も多いと思います。しかし、専門の医療機関で適切な診断を受けることにより、市販薬よりも効果が高い治療に出会えるかもしれません。頭痛を生じる疾患には様々な原因があり、その種類により治療法も異なるのです。

 

これまで頭部CTやMRIをされて「異常なし」と言われたけれども、「つらい頭痛」が続いている方。

 お気軽にご相談ください。  

予約は必要ございませんが、頭痛問診と内科問診(15歳未満は小児問診)をダウンロードして持参して頂くとスムースです。

 

 

 

頭痛は、一次性頭痛と二次性頭痛とに分類されます。

一次性頭痛とは、頭痛以外に他の病気がない頭痛であり、長年にわたる頭痛持ちの方の大半が一次性頭痛です。

二次性頭痛とは、くも膜下出血・脳出血・脳腫瘍・髄膜炎などの病気が存在し、それにより生じる症状の1つとして頭痛が現れる場合を指します。

二次性頭痛の多くは片麻痺・意識障害など頭痛以外の症状を伴うため、適切な診察および検査により見分けることができます。

ここでは一次性頭痛に限定して、簡単に解説します。

 

一次性頭痛とは

前述のように、一次性頭痛とはほぼ頭痛のみの症状が慢性的に続いたり、何度も反復したりするもので、頭痛外来を受診する患者さんの大半を占めております。

頭痛が強い場合や、吐き気を伴う場合などでは、日常生活に支障をきたすことも多いため、適切な治療を行う必要があります。 主な一次性頭痛として、以下の3つがあげられます。

 

片頭痛

主に頭の片側に、時に両側に起こる拍動性の激しい頭痛です。 吐き気や嘔吐を伴うことも多く、寝込んでしまう方も珍しくありません。 頭痛は数ヶ月に1回から月に数回生じることが多く、1回あたりの頭痛の持続時間は4時間〜3日間とされています。特に若い女性に多く、女性ホルモンが頭痛発作に関連しているとされており、生理痛に頭痛を伴う場合には片頭痛の可能性があります。また、ストレスから開放された後やワインやチョコレートを摂取した後など、特定の誘因が存在する場合もあります。 頭痛発作中には頭や体を動かすことで頭痛が増強することが特徴です。トリプタン製剤といわれる特殊な薬剤の効果が高く、頭痛頻度が多い場合には一部の降圧薬・抗てんかん薬・抗うつ薬などの予防薬を併用します。

 

緊張型頭痛

日本人に特に多い頭痛で、頭の両側や後頭部が押されるような、もしくは締め付けられるような頭痛が持続するものです。肩こりや頭重感を伴うことも多く、鈍い痛みがダラダラと持続する傾向があります。精神的なストレスや姿勢が関連するとされており、朝よりも夕方に増強する傾向があります。 作業姿勢や睡眠習慣を見直すことで症状が改善する可能性があります。片頭痛と異なり、頭や体を動かすことで頭痛が増強することは少なく、頭痛体操と呼ばれる運動を行うことで、症状が軽減することも多くみられます。 難治の場合には鎮痛薬を用いますが、長期間の内服が必要となることが多いため、後述する薬物乱用頭痛に陥らないよう注意が必要です。

 

群発頭痛

男性に多く、1~2ヶ月に集中してほぼ毎日激烈な頭痛を反復するものです。 1回あたりの頭痛の持続時間は30分〜数時間程度で、片目の充血や流涙、鼻水などを伴います。頭痛を反復している群発期には、飲酒することで頭痛が誘発されるため、一定期間の禁酒が必要です。一般的な鎮痛薬は効果がみられないことが多く、一部の降圧薬や抗てんかん薬を予防的に用いたり、トリプタン製剤の自己注射を行ったりといった治療を行います。

 

薬物乱用頭痛とは

慢性的な頭痛をもつ方には、毎日のように鎮痛薬を口にする方も多く、決められた用法・用量を超えて内服している方も多いようです。 用量が少なくても、鎮痛薬を常用しているような方では、薬物乱用頭痛を生じている可能性があります。

3ヶ月以上にわたり鎮痛薬を常用している方で、月15日以上の頭痛があり、鎮痛薬が切れると著しい頭痛の増強がみられるような場合には、薬物乱用頭痛の可能性が極めて高いと考えられます。

薬物乱用頭痛を生じる方の多くは、もともと片頭痛などの強い頭痛に罹患していて、早め早めに薬物を服薬する癖がついたり、服薬量が徐々に増えてしまったりという行動の結果として生じてくるようです。 市販の鎮痛薬は手に入れやすいため、安易に購入して乱用に至ることもしばしばみられます。

治療は、原因薬物の中止・薬物中止後に起こる頭痛(反跳頭痛)に対する治療・予防薬の投与が中心となります。 乱用薬物の使用を中止することにより、2ヶ月以内に頭痛が消失する、もしくはもともとの頭痛パターンに戻ります。

今まで効いていた薬が効かなくなってきたり、薬の量を増やしているのに頭痛が強くなってきたりする場合には、薬物乱用頭痛の可能性もありますので、頭痛外来への受診をお勧め致します。

 

注意を要する頭痛について

以下のような症状の頭痛の場合、緊急を要する疾患のことが多いため、すぐに救急病院を受診すべきと考えられます。

  • 今までに経験したことがないほど強い頭痛

  • 急に強くなる頭痛

  • 高熱を伴う頭痛

  • 手足のしびれや麻痺を伴う頭痛

  • 痙攣を伴う頭痛

  • 意識が朦朧とする頭痛

                                                                                                                                                                                                                                        

森クリニックでは

頭痛に関して詳しい問診を行うことで、総合的に頭痛の原因を類推し、適切な診断・治療に結びつけるよう努めています。

片頭痛と緊張型頭痛とが合併している場合などの場合には、症状が強い疾患から治療を開始するなど、最終的に安定した状態になるよう計画的な治療方針を立てていきます。

 

安易な薬物治療は薬物乱用頭痛に陥る可能性がありますので、頭痛ダイアリーを用いるなどの方法をとりながら、適切な治療を行っていきます。また、MRI,CTが必要な場合には、適切な高度医療機関をご紹介致します。