当院は予約制です

🔹 赤い食べ物に含まれる可能性がある製品例

• 赤いカクテル（カシス・ストロベリー・カンパリなど）

• 清涼飲料水（チェリー味・ベリー味・外国製炭酸）

• 漬け物（赤じそ漬け・紅ショウガなど）

• お菓子（グミ・ゼリー・アイス・チョココーティング製品）

• 魚卵製品（たらこ・明太子）※着色ありの場合

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🔹 化粧品・医薬品との関連

赤色系アレルギーは、皮膚に触れる製品でも反応が起こることがあります。

コチニール色素（カルミン酸）は化粧品にも使用

• 口紅・チーク・ファンデーションなどに「カルミン」「Carmine」と表記。

• 皮膚や唇に触れるため、口周囲のかゆみ・腫れ・発赤の原因となることがあります。

• 食品・化粧品の両方で同じ色素を摂取していると、体内感作が強まり反応が出やすくなることも。

対応策

• 「カルミンフリー」「無着色」表示の化粧品を選ぶ。

• 化粧品を替えた直後に症状が出た場合は、同時に摂取した食品にも着色料が含まれていないか確認。

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🔹 輸入食品・健康食品に注意

海外では、日本よりも使用色素の種類・濃度が多く、
輸入お菓子やドリンク、サプリメントで反応が出るケースがあります。

• 米国やアジアの輸入菓子では「Red No.40」「Carmoisine」などが多く使用

• 海外のサプリ・ドリンク・プロテイン製品にも色素・香料が混在

「成分表の末尾（color, dye, pigment）」にも注意。
特にネット通販の輸入製品では、日本語表示が不十分なこともあります。

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🔹 症状の特徴

• 顔や唇の腫れ、赤み

• 首・胸・腕などの蕁麻疹

• かゆみ、灼熱感、ピリピリする刺激

• ごくまれに息苦しさや血圧低下（アナフィラキシー）

症状は摂取後30分以内に出ることが多く、即時型アレルギーが疑われます。

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🔹 診断と対応

1. 問診で摂取・使用製品の特定
   　食事・飲料・化粧品・サプリ・薬の全リストを記録します。

2. 血液検査（特異的IgE）
   　コチニール色素など、一部は検査項目に対応しています。

3. 疑われる製品の中止で経過観察
   　数日〜1週間で改善する場合は、原因特定の手がかりになります。

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🔹 予防・生活上のポイント

• 「着色料」「コチニール」「カルミン」「Red No.40」などの表示を確認

• 無着色・自然食品を選ぶ

• 化粧品はパッチテスト済・カルミンフリー製品を使用

• 症状が出た際は、できるだけ現物のパッケージを持参して受診

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🩺 森クリニックでの対応

当院では、

• 赤色添加物・化粧品・輸入製品などの使用状況を詳しく問診

• 必要に応じて血液検査や食事日誌での因果関係確認

• 再発予防のための生活指導・製品選択の助言

を行っています。

皮膚科・アレルギー専門医と連携し、
食べ物・化粧品・環境の3方向から安全対策をサポートします。

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🌸 まとめ

「赤い食べ物のせい」ではなく、
赤い色素・香料・化粧品・輸入品の組み合わせが原因のこともあります。

森クリニックでは、

• “食べる・塗る・触れる”全ての視点からアレルギーを評価し、

• 必要に応じて皮膚科と連携しながら再発を防ぐサポートを行っています。

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🩷 「赤い食べ物で反応する」という方は、食品だけでなく
化粧品やサプリも含めて生活全体を見直すことが改善への近道です。