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健診で尿酸値が高いと言われたら―痛みがなくても確認したいこと

8 分前
読了時間: 3分

「尿酸値が高めですが、足は痛くありません」。健診結果を見ても、受診が必要なのか迷うことがあるかもしれません。尿酸値が高いことと、痛風の発作が起きていることは同じではありません。症状がないときこそ、結果とこれまでの経過を確認しておきましょう。

健診結果とお薬手帳を確認するイメージ
健診結果とお薬手帳を確認するイメージ

■ 「高い=すぐ痛風」ではありません

血液中の尿酸が7.0mg/dLを超える状態を、高尿酸血症といいます。尿酸値が高いだけでは通常、自覚症状はありません。一方、高い状態が続くと、関節の強い痛みを起こす痛風や、尿路結石などにつながることがあります。

尿酸値には、食事や飲酒だけでなく、腎臓から尿酸を排出する働きや、薬なども関わります。「食べ方が悪かったから」と一人で抱え込まず、数値以外の情報も一緒に見ていくことが大切です。

■ 相談するときに持っていきたいもの

まずは今回の健診結果を、可能なら過去の結果も一緒に用意してください。尿酸値の変化に加えて、腎機能、血圧、血糖、脂質なども確認します。

・今飲んでいる薬が分かるお薬手帳

・以前、足の親指などが急に腫れて痛んだことがあるか

・尿路結石になったことがあるか

・普段の飲酒、甘い飲み物、体重の変化

思い出せる範囲のメモで構いません。薬は、尿酸値への影響が気になっても自己判断で中止しないでください。

■ すぐに薬が必要とは限りません

治療の進め方は、尿酸値だけでなく、痛風発作の経験、腎機能や持病などによって変わります。生活の見直しと検査で経過をみる場合も、薬の治療を検討する場合もあります。健診で再検査・受診を勧められたら、結果票の案内に沿って相談しましょう。「痛くなるまで待つ」ことはお勧めしません。

■ 生活の見直しは、できることから

お酒はビールだけが対象ではなく、アルコールそのものが尿酸値に関わります。プリン体が少ないお酒なら量を気にしなくてよい、というわけではありません。飲む量や頻度を振り返り、甘い清涼飲料を日常的に飲んでいる方は、その習慣も見直してみましょう。

食事は特定の食品だけを避けるのではなく、食べ過ぎを控え、偏りを減らすことが基本です。運動は無理のない歩行などから。水分はこまめに取りますが、心臓や腎臓の病気などで量を制限されている方は、主治医の指示を優先してください。

■ 急な腫れや強い痛みがあるときは

関節が急に赤く腫れて強く痛む場合は、健診結果の相談とは別に、早めに医療機関を受診してください。自分で痛風と決めつけず、症状の原因を確認することが大切です。発熱を伴う、痛みが増している、具合が悪い場合は、感染症などの可能性もあるため、その日のうちに受診先へ相談してください。

森クリニックでは、健診結果をもとに生活習慣病の相談を受け付けています。結果票を持参し、これからの確認や治療について一緒に考えましょう。来院の際は診療日と予約状況をご確認ください。

 
 
 

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