生活習慣病の通院が途切れてしまったら―再受診で伝えたいこと

通院が途切れていても、今から相談できます。仕事や家の用事が重なった、薬がなくなってから日がたってしまった、久しぶりで受診しづらい。そんなときは、まず医療機関に「通院を再開したい」と伝えてみてください。事情をうまく説明できなくても大丈夫です。これから続けられる方法を考えるために、今の状況を共有することから始めましょう。
症状がなくても相談してください
高血圧や糖尿病は、体調に大きな変化を感じないまま続いていることがあります。「元気だから治療はもう必要ない」とは判断できません。前回の数値がよかった場合も、その結果だけで現在の状態はわからないため、改めて確認することが大切です。
受診前に生活を完璧に整えたり、記録を全部そろえたりする必要はありません。気になっていることがあれば、そのまま相談してください。
いつから途切れたか 薬はどうしているか
再受診では、最後に診察を受けた時期、通院が難しくなった事情、薬を最後に使った時期を、わかる範囲でお伝えください。「忙しくて時間が取れない」「費用が心配」「薬が飲みにくかった」といったことも、治療を考えるうえで大切な情報です。正確な日付を覚えていなくても、おおよその時期でかまいません。
インスリンを含め、薬が切れたり中断していたりする場合は、予約日を待たず速やかに処方元の医療機関へ連絡してください。使い方に迷うときも、医師や薬剤師に確認しましょう。自己判断で中止・再開したり、量を増減したりしないことが大切です。飲めなかった分を取り戻そうと、まとめて飲むことも避けましょう。残っている薬があっても、以前と同じ使い方でよいか確認が必要です。
持参できるものを準備しましょう
お薬手帳、現在使っている薬や残っている薬、以前の検査結果や健診結果があれば、持参してください。別の医療機関の薬、市販薬、サプリメントも、名前がわかるものやメモがあると確認に役立ちます。家庭で測った血圧や体重などの記録も参考になりますが、記録がないことを理由に受診を延ばさないでください。
最近の体調、食事や睡眠の変化、薬を使って困ったことも、短くメモしておくと伝えやすくなります。話しにくい内容は、メモを見せる方法でもかまいません。
急な症状があるときは待たないでください
突然の強い胸の痛みや息苦しさ、急に片側の手足に力が入らない、ろれつが回らない、意識がおかしいといった症状がある場合は、通常の予約を待たず、119番で救急車を呼んでください。
森クリニックでは、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの継続的な診療を行っています。通院が空いた理由も含めて、これからの治療や通院について相談しましょう。受診の際は「久しぶりの受診です」とお知らせください。


























コメント